2008年06月28日

生活保護を恐喝し不正受給

これは酷すぎる。
高級車で市役所乗り付け 埼玉の不正受給で元組員 朝日新聞
2008年6月28日15時3分
 埼玉県深谷市の元暴力団組員医療扶助などを不正に受給したとして逮捕された生活保護法違反事件で、元組員青山真一朗容疑者(60)が生活保護を受給中、高級車で市役所に乗り付けるなどしていたのに、市が黙認していたことが県警の調べでわかった。市は「同容疑者の恫喝(どうかつ)がトラウマとなり、適切な指導が出来なかった」と県に説明しているという。

 調べでは、青山容疑者は、03年1月の生活保護受給申請時に外国産の高級車を所有。国の規定では受給者の車の所有については原則通院などに必要な最小限のものとし、2000ccを超える車については廃棄を指導するよう定めている。しかし市は生活保護の支給開始を決めたという。

 その後も同容疑者は車を国産高級車に買い替え、度々市役所に乗り付けるなどしていた。車は自宅駐車場に止めていたという。

 職員の自宅訪問時、「お前では話にならないから県知事を呼べ」などと一方的に職員に因縁をつけることも度々あり、歴代担当者の間で「処遇困難」として引き継がれていた。市は廃棄を要請したが、聞き入れてもらえず、「職員が恫喝を恐れ、指導はままならなかった」としている。


 本来必要でない人に生活保護が支給(濫給といいます)されていました。そもそも生活保護受給申請時に外国産の高級車を所有していた時点で、生活保護を開始したことが間違いです。しかも、青山真一朗容疑者は車を国産高級車に買い替え、度々市役所に乗り付けるということをしていました。少しは貧乏を装ってもよさそうなものですが、必ず受給できるという確信があったようです。市役所もナメられたものです。
 そもそも必要でないのだから「処遇困難」として引き継ぐのではなく、生活保護を廃止すべきだったのです。

 私は社会福祉専攻の学生ですが、かつて役所の生活保護課で働いていた女性講師の話では、離婚した若い女性が生活保護の申請をしてきたのでミーンズテスト(資産調査)をする為に自宅を訪問したら、高級家具がゴロゴロあったといいます。
 離婚したご主人はどんな仕事をしていたのかとさり気無く聞いたら、”組の方”だったそうです。家具が入用だろうから高級家具をもらったということだったそうです。
 なお、女性講師は資産は処分できるし、働けるし支給はできませんと断ったそうですが、数ヵ月後にまた申請にきたそうです。

 暴力団関係者(元も含め)が生活保護を受ける割合が高いのかどうかは統計を調べたわけではないのでなんともいえませんが、職員が恫喝を恐れ、指導はままならなかった」から、「処遇困難」事例として生活保護を続けていたという話を聞くと保護を受けられるか受けられないかは、”因縁つけたもん勝ち”という状況なのではないか、という疑念が涌いてきます。

 恐喝した者が利益を得るという現状は公正とは到底いえません。どうしてもヤクザが恐いのなら、警察と連携するなどの対応策を考えて、必要でない人に支給するのではなく、本当に必要な人のために生活保護を支給するように努力して欲しいと思います。

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追記:
 引用した朝日の記事では、青山真一朗容疑者となっていますが、本名は崔鳳海(チェボンヘ)と言います。
 こういう悪質な事件でも通名報道をしていることに驚きます。

関連記事:
生活保護費詐取も通名報道、朝日新聞
posted by つるり at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済・福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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