朝日新聞の記事を参考にしましたが、不覚にも通名報道であることに今朝気がつきました。
産経新聞では、「破門された」とうそ 暴力団員が不正に生活保護 2008.6.27 10:36
生活保護を不正に受給していたとして、埼玉県警捜査4課と深谷署は27日、生活保護法違反の疑いで、韓国籍で、指定暴力団稲川会系組員、青山真一朗こと崔鳳海容疑者(60)=埼玉県深谷市上野台=と、妻の育代容疑者(44)を逮捕した。
読売新聞では、生活保護 ずさん支給 深 谷 元組員夫婦逮捕 2008年6月28日
逮捕されたのは、深谷市上野台、指定暴力団稲川会系元組員の韓国人、無職崔鳳海(60)と妻の育代(44)の両容疑者。
変態記事で日本を貶めようとした毎日新聞でさえも、生活保護不正受給:深谷市、元組員恐れ言いなり 2008年6月28日 2時30分
埼玉県深谷市の生活保護法違反(不正受給)事件で、市は、韓国籍の元稲川会系暴力団組員、崔鳳海(チェボンヘ)容疑者(60)=同法違反容疑で逮捕=が高級車を所有しているのを把握しながら、恐れて対応していなかった。
とこういう具合に実名で報道しています。朝日だけが通名報道というのが際立っています。
まさか、深谷市の職員のように、実名で報道すると恐かったから、というわけではないでしょうが、朝日の通名報道にすっかり騙されたというのが感想です。
さて、折角ですから生活保護不正受給の件について扱ってみたいと思います。
崔鳳海(チェボンヘ)容疑者(60)=同法違反容疑で逮捕は、群馬県みなかみ町の接骨院に10回通院したと虚偽の申請を出し、タクシー代や電車代などの移送(交通)費と施術費の名目で14万4000円を不正受給したとして逮捕されました。しかし、「実際は申請前に1度行っただけ」(毎日)といいます。
また、読売新聞によると、崔容疑者は02年5月、熊谷市内で車同士の交通事故に遭い、同年11月に身体障害2級と認定された。翌03年1月には「事故で体に障害を負い働けなくなった」などとして市に生活保護を申請し、受給が始まった。
同年3月に事故の保険金約2200万円を受け取り、生活保護の対象から外れたが、市には申告せず、08年2月まで計約1940万円の生活保護費を受け取っていた。
また、読売によると、今年2月に市が県警に刑事告発した後に崔容疑者は組から破門されたといいます。
暴力団組員は生活保護の受給が認められていないが、崔容疑者は同市に暴力団事務所からの「破門状」を提出。(産経)
つまり、暴力団の「破門状」も偽造していたことになります。そういうことをすれば、さすがに破門されるだろうと思います。
なお、深谷市は「市も被害者」だと主張していますが、県警は「こうした市の姿勢が不正受給を助長させており、市が崔容疑者にだまされたとは言えない」(毎日)、ある捜査関係者は「市側のずさんな対応は不正受給の“共犯”と言ってもよく、市にも重い責任がある」(読売)と指摘するように、市側の怠慢ぶりをみると、到底騙されたとはいえず、知っていて黙認していたという方が適当でしょう。
それは、暴力団員への生活保護費支給について、厚生労働省は2006年3月、申請を原則却下するよう各自治体に通知している。深谷市と深谷署も07年4月、暴力団情報を共有するため協定を結んだが、市は今回、同署に一度も照会しなかった。(読売)
という事実をみても明らかです。
市が容疑者の不正受給を手助けしたといっても過言ではありません。ましてや、「被害者だ」と居直ることができようはずがありません。
知っていて黙認したと判断する方が実態に近いから容疑者を詐欺罪で逮捕することができませんでした。
限られた財源を有効に使うため、また必要でない人に支給されないため、深谷市には猛省していただいて二度と同じことを繰り返さないようにしていただきたいものです。
勿論、ほかの自治体も他山の石としなければなりません。
それから、朝日新聞にも通名報道ではなく実名報道をきちんとして、特定の人を不当に庇うことがないようにしていただきたいものです。
朝日は庇ったつもりでも、こういう朝日の報道が差別を助長するのです。
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