2008年07月16日

人権擁護法案が成立したなら、

人事評価にさまざまな介入があるかも。
「ひげ」で人事評価マイナスは人権侵害、弁護士会が勧告
 ひげを理由に人事評価をマイナスにしたのは人権侵害として、大阪弁護士会は15日、日本郵政グループの「郵便事業会社」(日本郵便)に、不利益な取り扱いをやめるよう勧告した。

 同会によると、日本郵便は、日本郵政公社だった2005年以降、接客マナーのレベルをランク付けする制度を導入し、ひげを生やすことは評価の対象外とされた。

 申し立てていたのは同社生野支店(旧生野郵便局)職員の中村昇さん(55)。中村さんは1989年から勤務し、90年から口ひげをたくわえている。荷物引き取りなどの仕事をしていたが、最低ランク以下の評価で「身だしなみ改善に取り組んでほしい」とされた。

 同会は、<1>無精ひげではなく手入れされている<2>顧客の苦情もない――などの事実から、「評価が低いと、昇給などで不利益を受ける」として改善を求めた。

(2008年7月15日21時41分 読売新聞)


 最近では、髭をたくわえることに理解がある企業が増えているという話も聞きますが、通常、髭を生やすことはあまり好まれないものです。顧客が口に出して、「その髭なんとかしたらどうだ」ということはあまりないでしょうが、良い印象を持たれていないことは想像に難くないでしょう。

 日本郵便が接客マナーのレベルをランク付けする制度を導入し、ひげを生やすことは評価の対象外としたのは、「接客」に関する職務なのでいたしかたないでしょう。顧客が不快な印象を抱かないように配慮して、接客マナーのランク付け基準の一つに「ひげを生やすこと」が規定されるのは社会常識に照らして、なんら可笑しなことではないはずです。

 日本郵便が、「身だしなみ改善に取り組んでほしい」としたことに違和感を感じる社会人の人がどれだけいるでしょうかね、と思います。

 しかし、これが”人権侵害”となるのですから、人権擁護法案という悪法が成立した暁にはどのようなことが起こるのか、その危険性が窺えます。

 蛇足ですが、大阪弁護士会が人権侵害とした基準が<1>無精ひげではなく手入れされている<2>顧客の苦情もない――って、こういうのを、屁理屈というんじゃないでしょうか、と思います。

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posted by つるり at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済・福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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