民主代表選 野田氏 出馬断念の意向 小沢氏無投票3選へ 産経新聞
2008.8.22 01:59
9月の民主党代表選への立候補を目指して調整を続けてきた野田佳彦広報委員長(51)は21日、野田グループ(花斉(かせい)会)の幹事会で、幹部議員らと大詰めの協議を行ったが、グループ内の慎重論が根強く、出馬を断念する意向を固めた。22日にも正式に表明する。これにより、民主党代表選は小沢一郎代表(66)の無投票3選となる見通しとなった。
…中略…
野田氏は同日夜、こうしたグループ内の情勢を見極めた結果、不出馬の意向を固め、グループ所属議員らとの意見調整を行った。
野田氏の出馬をめぐっては、グループ内の主戦論者には「勝敗は度外視。『ポスト小沢』に、野田というリーダーがいると名乗りを上げたい」と語る向きもあった。
しかし、慎重論者は「政権交代を狙う衆院選を控えた時期の代表選は、甘いものではない。野田氏が必要とされる時期は、いずれ必ずくる」などとして、今回の出馬には賛同しなかった。
実際、民主党内には「小沢代表への対抗馬の推薦人に名を連ねると、選挙戦や人事で不利益を被るのではないか」と危惧(きぐ)する中堅・若手もいる。
野田グループの所属国会議員は24人。うち8人が当選1回。選挙区が盤石ではない若手に配慮するため、当選1回生を推薦人名簿から除けば、野田グループだけで立候補に必要な推薦人をそろえることは、慎重派の同調がなければ困難だった。
小沢氏と距離を置く前原誠司副代表のグループ(凌雲(りよううん)会)から推薦人を借りることも一時検討され、前原グループから「(推薦人は)10人ぐらいは出せるとシグナルを送った」(前原氏周辺)場面もあったという。
だが、野田グループの主戦論者の中にも「小沢氏とかなりの距離を置く前原グループから多くの推薦人を出してもらうと、小沢執行部と決定的に対決すると党内でみられてしまう」とのためらいがあった。
(略)
野田佳彦氏の出馬断念は非常に残念です。小沢民主党はもはや党利党略病に陥った政権交代至上主義で、民主党の政策をもって国を良くする(はたして、民主党の政策で国が良くなる方向に行くかどうかは置いといて)ことが目的ではなく、解散総選挙に追い込む、そして「政権交替すること」これが何事にも優先する目的になってしまっています。そのために何でもかんでも党利党略に利用していることは、これまで述べてきたとおりです。
政権交代の前に、代表を交代するのが先であろう、と思うわけですが、民主党はその機会を失ってしまいました。
私は自民党支持ですが、今の媚中の福田政権は到底、真の保守とは呼べません。民主党の小沢代表は、自民出身でありますが、外国人地方参政権付与に積極的であるなど、これも真に保守であるとは呼べません。加えて党利党略病です。
野田佳彦氏が民主党の代表となれば、民主党も少しはマシになり、少なくとも、誤って民主党が政権を取ってしまった場合でも、下手な似非保守よりもいい結果になるのではないか、と思いました。非常に残念です。
それはともかく、「小沢代表への対抗馬の推薦人に名を連ねると、選挙戦や人事で不利益を被るのではないか」と危惧(きぐ)する声があり、これが野田氏が出馬を断念した理由(おそらくは大きな理由であろう)だというのです。
また、前原グループから推薦人を出すという話もあったそうですが、前原グループから多くの推薦人を出してもらうと、小沢執行部と決定的に対決すると党内でみられてしまう」とためらったそうです。
代表選に出馬することすら許さない。推薦人になると選挙戦や人事で不利を被る、これが「民主」的な政党と言えるでしょうか。同調圧力で代表選への出馬を辞退せざるを得ない政党が、「民主党」と名乗るとは何たる欺瞞でしょうか。
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