2008年10月16日

また中国産冷凍食品から毒物

殺虫剤検出の冷凍インゲン、包装袋に穴の形跡なし…警視庁
 中国産冷凍インゲンから食品衛生法の残留農薬基準(0・2ppm)の3万4500倍にあたる有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された問題で、警視庁が商品の包装袋を調べた結果、袋に穴が開けられた形跡がないことがわかった。

 同庁は、輸入業者や販売店の関係者らから事情を聞き、国内外のどこで混入されたか特定を急いでいる。また、厚生労働省は15日、製造した中国の工場による全食品の輸入手続きを保留した。

 問題の商品は冷凍食品大手「ニチレイフーズ」(東京都中央区)が輸入し、イトーヨーカドー南大沢店(八王子市)で今月11日に販売された冷凍食品「いんげん」(250グラム)で、同市内の主婦(56)が12日夜に食べ、舌のしびれなどを訴えた。

 ニチレイフーズによると、この商品は中国・黒竜江省の農場で栽培され、山東省にある煙台北海食品で今年7月7日に袋詰めされた。農場でジクロルボスを使用、保管した記録はなく、煙台北海食品でも農薬を使った記録はなかった。

 同工場で同一製造日に作られた商品は、イトーヨーカドー系列の計331店に計5万760袋納入された。イトーヨーカドーは13日から商品を撤去した。現時点で健康被害の訴えは寄せられていないという。

 警視庁では、問題の商品を科学捜査研究所で鑑定した結果、ジクロルボスの混入を確認。また、南大沢店から同じ商品57袋を回収し、ほかに毒物が混入されていないか調べている。

(2008年10月15日13時59分 読売新聞)

【中国製インゲン】ほぼ原液の高濃度「残留とは言えない」産経新聞2008.10.15 10:27

 東京都八王子市のスーパーで販売された中国製冷凍インゲンから検出された有機リン系殺虫剤ジクロルボスは「原液が混入された可能性もある」(厚生労働省)ほどの高濃度だった。厚労省の担当者は「『残留農薬』のレベルをはるかに超えている。あり得ない数値だ」と衝撃を受けている。

 ジクロルボスは中国や日本で農薬などとして使用されているが、吸い込んだり皮膚に付着したりすると頭痛や呼吸困難を引き起こすなど急性の毒性が強いため、劇物指定されている。通常は水などで1000倍程度に薄めて散布する。

 今回の検出量は輸入を許可する上限基準値の3万4500倍だった。同程度に汚染されたインゲンを体重50キロの人が217グラム口にすると、半数が死亡するというラットの実験結果があるとされる。

 今年の1月ごろにメタミドホスという劇物が混入した冷凍餃子を食べた家族が中毒症状を起こす事故が発生しました。また、最近では中国国内でメラミン入りの乳製品による被害も取沙汰されています。

 今回の事件は、中国産冷凍インゲンから食品衛生法の残留農薬基準(0・2ppm)の3万4500倍にあたる有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出されたというものです。なお、現時点では中国で混入したと確定したわけではありませんが、警視庁の調査結果によれば、袋に穴が開けられた形跡がない、そして件の冷凍インゲンは山東省にある煙台北海食品で今年7月7日に袋詰めされたということです。

 ということは、中国国内で混入した可能性は極めて高いといえます。
 また、メタミドホス餃子事件の時も、中国捜査当局は2月に「中国国内で混入した可能性は極めて低い」などとうそぶき、包装袋からメタミドホスが浸透するといいながら、日本の捜査当局に実験の詳細な資料を開示しませんでした。

 冷凍インゲンから検出された有機リン系殺虫剤ジクロルボスは「原液が混入された可能性もある」(厚生労働省)ほどの高濃度であり、「残留農薬」ではありえない数値だといいます。
 何者かが意図的に毒物を混入させたという可能性もあるということです。そう考えなければ不自然なようにも思えます。

 この基準の3万4500倍のジクロルボス濃度はラットの実験結果によると体重50キロの人が217グラム口にすると、半数が死亡する数値だそうです。

 厚労省は製造した中国の工場による全食品の輸入手続きを保留しているそうですが、これに止まるべきではなく、中国産食料品の緊急的な輸入停止に踏み切るべきです。
 本来であれば、メタミドホス餃子事件のときにすべきだったことですが、今年に入り2度目の劇物が混入した冷凍食品による事件です。2度も日本は中国産の食品で命の危機に遭わされてまで中国産を口にする義理はありません。

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追記:
 なお、TBS「朝ズバ!」のコメンテーターが「輸入禁止は厳しいでしょうね、食材が高騰して消費者の生活に悪影響がでますから・・・」という旨の発言をしていました。 
 物価高のご時世には少しでも値段が安い食材があるのはありがたいことかもしれません。しかし、その食材を食べたために命の危機に遭わされるのでは節約しないほうがマシ、ということになります。
 「命あっての物種」とはよく言ったものです。

 最初から「中国産を輸入禁止は無理だ」などというマスコミの利敵行為には呆れますが、同時にいい年して不甲斐ない男もいたものだと感服(皮肉ですよ)いたしました。
 そもそも、マスコミはバイアスがかった報道をするのですから、変に冷静になったふりをしないで情緒的に報道したとしても無害でしょう。この件に関しては


posted by つるり at 13:37| Comment(0) | TrackBack(5) | 中共 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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