2008年10月22日

深く考えずに投票せよ?!

小沢氏、ネットで若者に政権交代アピール 産経新聞
2008.10.19 22:53
 民主党の小沢一郎代表は19日、インターネットのテレビ番組に出演し、「政治の細かいことを知る必要はない。自分たちの1票で政権を代えることができる。それだけを分かってもらえたらいい」と述べ、若者向けに政権交代の必要性をアピールした。

 小沢氏はタレント、上原さくらさんのインタビューに「役所は今までやってきた通りのことしかできない。自民党は持ちつ持たれつでやっているから役所に対して何も言えない。だから、不景気や金融危機だと言っても、思い切った政策を打ち出せない」と自民党批判を展開。「時代に合うように仕組みを変えるのが政治家の役割だ。今の政権が自分たち(国民)のこと考えていないと思ったら、違う政権を選べばいい」と訴えた。

 小沢一郎民主党代表は、若者向けに「政治の細かいことを知る必要はない。・・・」などと述べましたが、若者のみならず国民を莫迦にした発言に聞こえてしまうのは私の偏見でしょうか。

 好意的に捉えれば、国民のことを考えている政党だとビビットきたらそれを信じて投票すればいい。と解釈できますが、新テロ対策特別措置法の延長法案をめぐって、昨年は何が何でも成立を阻止するという態度で成立を遅らせましたが、今回は一転して反対はするものの、形式的な反対にとどめました
 先に続く言葉は、「・・・自分たちの1票で政権を代えることができる。それだけを分かってもらえたらいい」という言葉ですから、民主党による政権獲得のための党利党略一辺倒の態度は棚上げにして投票すればいい。と言っているように私には聞こえてなりません。

 まぁ、民主党の代表ですから、民主党を応援してもらえるように訴えたり、民主党に有利になるような言動をなさるのは結構なことですが、政権をどの政党に担わせるかは非常に重大なことであり、熟慮したうえでの投票行動が望ましいことは言うまでもありません。(もっとも、特定の政党を支持する立場にある方はこの限りではありませんが。)
 故に、「政治の細かいことを知る必要はない。・・・」という言葉からは不都合なことがあるのか、という疑念を感じますし、深く考えないで投票せよという国民を小馬鹿にした考えが感じ取れます。

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posted by つるり at 13:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
残念なことに、全ての人が物事を深く考え、各党の主張を比較した上で投票しているわけではありません。そもそも投票率は低下傾向にあり、参議院ではいわゆる一票の価値の格差が5倍という、およそ民主主義国としては許されな数値に達しております。数千万人の有権者の中では、一人分の票の価値などゼロに等しいと考え、無投票にしてしまう人も多いのが現実でしょう。

さて、小沢が何を言ったのか、わたしは正確には知りませんが、彼が普段から言っていることと重ね合わせると、多分、言いたかったのは、こういうことです。

「政治は変えることができる。今まで無投票だった人も、投票所に足を運んでほしい。まずは、そこからだ」。

これだけの意味です。彼は昔から、投票率が65%を超えれば、それだけで政権交代は実現可能だと言っているのです。つまり、一般的な投票の呼びかけをしているだけなのあり、別に深いことを考えているわけではありません。彼は原理主義的な政治家だから、分かりやすいのです。(原理主義的だから、側近が逃げていくのですが)

現実の投票率は、衆議院議員選挙でも60%くらいです。では、投票率を上げる手段として、オーストラリアのような強制投票制度というものを導入したとしましょう。この国の投票率は、99%を超えています。しかし、大きな問題があります。本来はあまり政治に関心を持っていない人間にも無理やり政治参加をさせるため、政治家が甘いことばかり言って選挙キャンペーンが衆愚制になりかかり、選挙結果が極端から極端に振れる傾向があるのです。

強制投票制度のような奇抜な方式は避けるべきものであり、現実には政治に興味を持たない人がいることを受け入れなければなりません。そういう人たちに対して、小沢の言うように、まずは投票所へ行ってほしいと訴えるのは、別に選挙民を馬鹿にしていることとは思いません。本当に勉強したければ、各党のマニフェストを見ればよいだけですし、白票を投じるために投票所に行くのだって、立派な政治参加だと思います。

それよりも森元総理大臣の、無党派層には寝ていてほしい発言のほうが、選挙民を馬鹿にしているのではないでしょうか。政治家自ら、投票率が下がることを望んで、どうするのでしょうか。

小泉は選挙の際、広告代理店の発案により、戦略的に、物を考えずムードに流されやすい人をターゲットにしたキャンペーンを行い、地すべり的な勝利をおさめました。具体的には、お年寄り、若輩者、主婦をターゲットし、特にIQが低いグループを狙えとまで明記し、このグループをB層と呼んでいたのです。これほどまでに選挙民を馬鹿にする行為があるでしょうか。

小泉も小沢も、手法は違いますが、選挙に強いマキャベリストです。どちらが正しくて、どちらが間違っているということはありません。政治の世界は善悪だけでは決まるものではないのですから。ただ、小泉にだまされた国民が多数いたように、小沢や麻生にだまされないようにしようと注意するのは、よいことだと思います。時には、だまされたと分かっていて投票するのも良いものです。
Posted by harepanda at 2008年10月23日 01:23
>残念なことに、全ての人が物事を深く考え、各党の主張を比較した上で投票しているわけではありません。

 私もそう思いますが、できるだけそうあってほしいものです。
 ちなみに、「もっとも、特定の政党を支持する立場にある方はこの限りではありませんが」と書きましたが、そういう方は熟慮したうえで特定の政党を支持しているのだと思います。

 深く考えず報道に流されて投票行動をする無党派層なる「根なし草」が増えれば、それこそ衆愚政治が加速するのでは? と懸念してしまいます。

 投票を強制的にさせるべきではない。というのは全く同意見です。投票することは権利であり義務ではありませんから。

 なお、小沢発言について記事で「好意的に捉えれば、国民のことを考えている政党だとビビットきたらそれを信じて投票すればいい。と解釈できますが」と書きましたが、

 貴ブログを拝見するとアンチ麻生という立場だとお見受けしますが、私には、どうしても小沢一郎先生を好意的にとらえることができません。むしろ、麻生太郎先生の言葉は、心の底から好意的にとらえることができますが。
 まぁ、特定の政党を支持する立場ゆえ、ご容赦を。 
 というわけで、「惚れた男の弱み」のような感情を民主党に対して抱く義理はありませんのであしからず。
Posted by 管理人 at 2008年10月23日 16:49
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