2008年04月15日

ヤミ専従、奨励します?!

んな、馬鹿なことがあるかいな。
社保庁、勤務実態ないヤミ専従職員に「A評価」読売
 社会保険庁職員が過去に無許可で、違法な労働組合の専従活動(ヤミ専従)をしていた問題で、ヤミ専従の職員が勤務評定で5段階中2番目に高い「A評価」を受けたケースがあったことが12日、明らかになった。 
 勤務実績がないのに高い評価をつけた社会保険事務所長はヤミ専従を黙認し、事実上関与していたことになる。上部組織の社会保険事務局の一部も関与していた可能性が高い。(跡略)

そして、
社保庁ヤミ専従、舛添厚労相が告発も視野に調査チーム検討
 社会保険庁職員が過去に無許可で違法な労働組合の専従活動(ヤミ専従)をしていた問題に関して、舛添厚生労働相は14日の衆院決算行政監視委員会で「検察官出身者などで調査チームを形成することを検討したい。(捜査当局への)告発も含めて厳正に対処する」と述べ、ヤミ専従の実態解明を進める考えを明らかにした。

 自民党の葉梨康弘氏の質問に答えた。厚労相直属チームとする案や政府の有識者会議「年金業務・組織再生会議」内に設ける案が検討されている。

 また、葉梨氏は、社保庁がすでに設置しているヤミ専従問題の調査班にかつてヤミ専従に関与していた課長がいることを明らかにした上で、「調査には不満がある」と批判した。

 一方、社保庁がヤミ専従職員に対し、勤務実態がないにもかかわらず超過勤務手当を支給していたことも判明した。超勤手当の支給は、社会保険事務局の人事担当係長が、ヤミ専従職員の通常の勤務時間外の組合活動時間を集計し、社会保険事務所長が支給を決定していたという。

(2008年4月14日21時55分 読売新聞)


 公務員がヤミ専従(勤務時間に違法な労働組合の専従活動)をしているという時点で問題ですが、そのヤミ専従を組織的に奨励しているという実態が明らかになりました。

 勤務評定で5段階中2番目に高い「A評価」を受けたケースがあったその上、社保庁がヤミ専従職員に対し、勤務実態がないにもかかわらず超過勤務手当を支給していたことも判明しました。
 
 公務員の給料は国民の税金から支出されています。公務員としての仕事をしていないにもかかわらず、役所から給料をもらうとは税金泥棒どころではありません。
 しかも、超過勤務手当まで支給していたわけですから、”盗人に追い銭”とはこのことです。

 舛添厚生労働相は「検察官出身者などで調査チームを形成することを検討したい。(捜査当局への)告発も含めて厳正に対処する」と述べ、ヤミ専従の実態解明を進める考えを明らかにしました。しかし、自民党の葉梨康弘代議士は、社保庁がすでに設置しているヤミ専従問題の調査班にかつてヤミ専従に関与していた課長がいることを明らかにした上で、「調査には不満がある」と批判
 ヤミ専従の実態解明と刑事告発は厳正にやってしかるべきです。大臣にそういう姿勢があるのならば素直に支持しますが、ヤミ専従問題の調査班にかつてヤミ専従に関与していた課長がいるのであれば、どこまで解明できるのか疑問も残ります。
 江戸時代の岡っ引きじゃあるまいに、ヤミ専従の調査が骨抜きにされ、ヤミ専従の実態がヤミに葬られるということになりはすまいか、と危惧します。
 過去に関与していた人からじっくりと実態を聞き取り調査するまでならいいのですが、裁く側にまわるのは違うのではないでしょうか。

 自民党の葉梨康弘代議士が問題視した人物が善意の内部告発者であればいいのですが、自治労のスパイである場合もありうるわけですから、全容を解明しようという動きは非常に良いこと(というよりはあってしかるべきこと)だと思いますが、一抹の不安も残ります。
 不適切な人物は排除(もっとも、司法取引的なことは認めてもいいと思いますが)するべきでしょう。

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posted by つるり at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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