閣僚の靖国参拝、野田消費者担当相も 産経新聞
2008.8.15 13:20
野田聖子消費者行政推進担当相、保岡興治法相、太田誠一農林水産相は終戦記念日の15日、東京・九段の靖国神社を参拝した。小泉純一郎元首相と安倍晋三前首相も同日午前、モーニング姿で相次いで参拝を行った。福田康夫首相は参拝せず、東京・三番町の千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れて献花。その後、政府主催の全国戦没者追悼式に参列した。(略)
小泉元首相と安倍前首相、議員の会53人が靖国参拝
自民党の小泉元首相、安倍前首相は15日午前、東京・九段北の靖国神社に参拝した。小泉氏は3年連続で終戦記念日に参拝。安倍氏は首相在任中の昨年は、終戦記念日の参拝を見送った。
超党派の国会議員がつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=島村宜伸・元農相)のメンバー53人(衆院40人、参院13人)も同日午前に参拝した。政府の一員である竹下亘財務副大臣、高市早苗経済産業副大臣、戸井田徹厚生労働政務官、岸信夫防衛政務官、早川忠孝法務政務官も参加した。
(2008年8月15日14時03分 読売新聞)
昨年は、高市早苗少子化担当相(当時)だけが8月15日に参拝しましたが、今年は野田、太田、保岡大臣の三閣僚が参拝しました。前年よりも多くの閣僚が参拝したことは歓迎すべきことです。
小泉元首相は在任中も参拝しましたが、当初の公約どおりの参拝は最後の平成18年のみでした。これについて保守派の間でも批判はありましたが、参拝しないよりもよいのではないか、と思います。
いずれにせよ、福田首相は小泉元首相を見習うべきだということはいうまでもありません。
また、安倍前首相は首相在任中は靖国に参拝することはありませんでした。このことは非常に残念で安倍先生らしからぬと思いましたが、ともかく参拝したことを歓迎したいと思います。
政府の一員である竹下亘財務副大臣、高市早苗経済産業副大臣、戸井田徹厚生労働政務官、岸信夫防衛政務官、早川忠孝法務政務官や、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー53名も参拝。
国会議員に限らず、英霊に感謝と哀悼の誠を捧げる気持ちを多くの国民が共有し、8月15日に限らず、靖国神社や護国神社を多くの人が訪れますように。
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追記:
政府主催の全国戦没者追悼式で最年長の山崎くにさん(94)は「あのころはみんな喜んで兵隊に行っていたが、今の若い人たちがまた兵隊に行くようなことがあると困ります」と話していました。(NHKニュース)
また、1944(昭和19)年7月9日、ビルマで夫の松吉さんを亡くし、残された女性ばかり6人の家族を農作業や山仕事など家族を養うため必死で働いたそうです。48年に松吉さんが戦病死との報告がありましたが、「白木の箱が届いて、中には『陸軍伍長山崎松吉の霊』と書いた紙が入っていただけ。でも生きるのに必死で落胆している暇などなかった」そうです。
(参考:中日新聞)
戦没者の妻の参列が85人と初めて100人を割ったそうです。時代の流れを感じます。山崎さんに限らず多くの人々が戦争で苦しい生活を強いられました。このことに目を向けて平和な世の中を維持するように努めることは大事です。しかし、同様に国を守る気概も先人に学ばなければならないと思います。戦争と平和は対立する概念ではなく、平和を維持するためには戦争を辞さないという気概が必要であります。平和、憲法9条一辺倒では、他国の侵略に抵抗することができず、結果平和な祖国を失ってしまうのです。
山崎さんは、靖国神社や護国神社への参拝を毎年欠かしたことはないそうです。
英霊が眠る靖国神社と護国神社へ多くの人々に訪れて欲しいということは重ね重ね申し上げたいことであります。